前回に引き続き、オーストリアワーホリの申請準備についてです。今回はそれぞれの申請書類の注意点を中心に書いていこうと思います。
とりあえず書いてあるものは揃えることを目標に、申請の3日前にはほとんどの必要書類を集めました。
予定があったため前日には東京へ。福島にはないULTRA 4DXでウィキッドを観たり、久しぶりに恩師のレッスンを受けたり、友達と夜ご飯を食べたり、呑気な東京小旅行です。
そんな東京での一コマ。大嫌いな満員電車に乗りながら、ふとオーストリアのWHPビザを申請しに行った方のブログを読みました。すると”証明写真は背景が白でなくてはいけない”、”旅行計画書を添削してもらった”など私の知らない情報が!
オーストリアワーホリは少数派のためオーストラリアワーホリのように体験談や情報サイトが充実していないのが現実。観光に気を取られ、情報を充分に集められていなかったことに猛省する時間もなく、本当の意味での申請書類集めが始まりました。
注意点
私が準備したものについてひとつずつ注意点を書いていこうと思います。
- 申請用紙
- パスポート写真
- 日本国旅券(パスポート)
- 海外保険契約証
- 航空券(片道)
- 通帳
- Airbnbの予約確定書
- 旅行計画書
- 返信用レターパック
申請用紙
「ビザD」の申請用紙をオーストリア大使館のHPからダウンロードできます。
22年間の経験上、私は手書きで書くと必ずどこかでミスをするのでパソコンで打ち込んでいきました。
しかし、注意ポイント!最後の日付とサインは手書きです!
用紙はドイツ語の横に英語が書いてあるのでそこまで難しいものではありませんでした。しかし、ドイツ語または英語で書くことはもちろん、大文字で書く方が良いという話を目にしたので一応大文字で入力しました。
また、パスポート写真は貼らずに持っていきました。
不安な欄は未入力のまま持っていってしまって大丈夫かと思います。実際に大使館で指摘され、書き直した点がいくつかありました。
申請用紙で突っ込まれたのは、職業と住まいについてでした。ここはあらゆることから目を瞑って「FLUTIST」と書いたのですがどこかの会社のスポンサーがないのか、雇われていないのかなど口頭で聞かれたため、フリーランスであることを主張しました。実際は現段階飲食店アルバイターですが…
住まいに関しては後ほど詳しく書いていきます。
そして、序盤にも少し書いたのですが最後の日付とサインについて。ここまでずっとドイツ語もしくは英語で書いてきたためサインもローマ字にしてしまったのですが、このサインはパスポートと同じである必要があるため漢字でした。
書き直し用に余分に未記入の申請用紙を持って行ったのですが、不備や修正が必要な箇所はその場で説明を受けながら書き足すことができたので予備はいらないかと思います。
ICAO規定適合パスポート写真
ここで一番大切なのが背景が白であることのようです。
これも以前申請した方のブログを読んだ情報で、問い合わせなどはしていないので真偽は分かりませんが、青で撮った方は提出し直しになったとか…
前日に気付き、問い合わせる時間もなく、念の為背景白を持っていこうと決めた私は、青で撮ってしまった盛れてもいない自分の顔写真を東京土産にすることになりました。1,000円…。
申請用紙には貼らずに2枚持っていきましたが1枚しか提出せず、写真は担当の方が用紙に貼ってくれました。
日本国旅券
ビザの有効期限より残存期間3ヶ月以上必要です。
原本とは別に顔写真や名前など載っているページの見開きとビザが貼れるページの見開きをA4にコピーして提出しましたが、結局原本を預けたのでコピーが必要だったのかは分かりません…パスポート原本を返却して欲しい方はコピーを提出するのでしょうか…これに関しては各々問い合わせが必要です。
海外保険契約証
こちらも更新されてないHPからの情報ですが「最低保証3万ユーロ」とのことです。
私は2年前のイギリスへの超短期留学でもお世話になったAIG損保でワーホリプランをインターネット契約し、その契約証を印刷して提出しました。ちなみに保険料は1年で253,020円です。
海外保険の選び方などは過去の短期留学やボランティア、旅行などで利用した保険等を比べながら記事にできたらと思っています。
片道航空券
東京からオーストリアまでの航空券を予約していたので電子チケット領収書を印刷して提出しました。
余談ですが安い日を狙ったためカタール航空で6万ちょいで購入できました。安さだけを求めると後で高くつくことがあるので注意が必要ですが…
通帳
これは残高証明になるものとして、入出金半年分のページを印刷しました。
しかし、大使館で求められたのは原本。私が記帳を怠った分がまとめられてしまっていたからか、PayPayの文字で埋め尽くされていたからか分かりませんが、担当者が部屋のコピー機で半年以上前のページも?追加で印刷していました。
Airbnbの予約領収書
私は住処を探すまでの8月中旬までAirbnbを予約していたのでその領収書を印刷していきました。
ただ最初に提出したものは私の名前が載っていなかったため、メールで追って提出しました。Airbnbではビザ申請用に名前入りの領収書をダウンロードできるようになっていました。
しかし、ここでまたひとつ担当者か質問が。
”8月中旬以降はどうするのか”
ここに滞在している間に住まいを探して、見つからなかった場合は再度別のAirbnbを予約する旨を口頭で伝えると印刷した領収書の下にそれを書けと。英語で言ったままを書きました。
旅行計画書
正直何を書けばいいかよく分からなかったこちら。大使館予約30分前に日記帳の1ページを手で引きちぎり、殴り書き。
内容としては以下のように書きました。
My Planning during Stay in Austria
I plan to stay in Vienna from the end of June 2026 for about one year with a working holiday visa. As a freelance flutist, I hope to find a teacher and continue my musical studies. I also work remotely in image and video editing. During my stay, I will attend a German language school to improve my language skills and explore Vienna’s rich culture and history through sightseeing and local events. I will support myself with saving, a credit card, and help from my family if needed. 18.04.2025 サイン
小さな紙切れに書いたメモですが受け取ってはもらえました。
返信用レターパック
こちらもネット情報ですが…パスポートを預けて、後日申請が通ればビザを貼って送ってもらうシステムのようなので必要なのだと思います。大使館近くの郵便局で買いました。赤いやつです。
まとめ
以上が私が申請時に提出したもの一覧です。あくまで私の場合で、人によって必要なものは異なるようですが持てるもんは持っていくべきだなと思いました。
次回は大使館で行った申請の流れを書こうかなと思います。
続